【書評】「内向き日本」をやめよう!-この国を出よ
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勉子です!
今日は、「最近面白かった本は何?」と言われた時、
まっさきに「これ!」と答えている、
大前研一さんとユニクロの柳井正さんの共著、
『この国を出よ』をご紹介します!!
今、日本経済は、暗い閉塞感で包まれてしまっていますよね?
900兆円を越える公的債務、
なのに、政治はそれを解消するどころか、
まだ意味のないバラ撒きを続けて、
どんどん傷を広げているように感じるのは私だけではないと思います。
「このままでいいわけがない!!」と思っていた時に出会ったのが、
この本だったのです。
内容は、沈みかけた船のような、今の日本を、
大前研一さんとユニクロの柳井正さんが
「どうやったら復活出来るか?」を語り尽くした一冊となっています。
世界を見てきたお二人なだけに、
かなり厳しく日本の現状を指摘されていますが、
この現状認識がまず必要なのですよね。
このままいけば、
日本は3年以内にデフォルトつまり、
債務不履行の危機を迎えるだろうと言われています。
そうしないためには、
予算の大幅な削減をして黒字化のめどを立てないといけないのです。
でも、まったく逆の方向にいっている気が私にはします。
もちろん政府だけが問題ではなくて、
私達一人一人の問題でもあると思うのです。
柳井さんは、この本の冒頭でこう書かれています。
「国民全員が、今の日本はあとのない崖っ縁にいる現実を知らなければいけない」
景気がいつか回復するとか、
国がなんとかしてくれるとか、
甘い期待を持っている人が、
日本にはあまりにも多いのだそうです。
日本がこんな状況なのに、若者の間では、
「海外で働きたくない」という人が、
2007年の36.2%から、2010年の49.0%と
かなり増えているそうです。
しかも、日本からアメリカに向かう留学生も
年々減少傾向にあるのです。
私も感じるのですが、
日本は今、非常に「内向き」傾向なのではないでしょうか?
この本の中の言葉にあるように、
「自分の国にチャンスがなければ国外へ出る」
そのくらいの気概が、国民全体にあってもいいのではないかなと思います。
そうして、「稼ぐ力」を海外で身につけた人達が、
再び日本に戻ってきたら、
日本の大きな力になるはずですよね?
この本は、「今の日本をどうにかしたい!」と思っている人、
今のままでも、政府がなんとかしてくれると思ってしまっている人に
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
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